見えぬからこそ 語りましょう
この口で この唄で
「これよりのち、戦乱により世は乱れ、そうした中で台頭したのが、
のちの征夷大将軍・源頼朝でございました。
そして三郎の死から九年後の元暦二年三月二十四日、壇ノ浦の戦いにて、
ついに平氏が滅びることになるのです。」
諸行無常 つはものどもがゆめのあと
世の中は 平氏から源氏の世へ
「...そうして、源頼朝を頂点とする武士の世が築かれていったのでございます」
「母親により引き離された一万と筥王。兄の一万は元服し、名を曽我十郎祐成と改め、
より一層鍛錬に励むようになりました。一方、曽我家を出た筥王は、箱根権現が鎮座する
箱根山へと入山しました。母親の言いつけ通り、法師となって亡き父の冥福を祈る
ため、箱根の別当の元で修行を積むことになったのでございます」
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