Kishore Kumar Hits

KanoeRana - Semi lyrics

Artist: KanoeRana

album: Tate to Hoko


嗚呼 さっきまで生きていたのにな
今はもう 一ミリたりとも動きはしない
嗚呼 けたたましく鳴いてたくせにさ
ぷつりと動くのを辞めたんだ
苦しいって暴れたせいなのか
羽根が片方だけ見当たらない
僕は少し羨ましくなって
僕は少し苛立ちを覚えて
地面に落ちた汗を見つめてさ
枯れて欲しいなって呟くんだ
いらない いらない いらない
必要だと言われたい
足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
蹴飛ばして転がった蝉 何も言わない
嗚呼何してんだっけ 僕は何だっけ
カラッポの蝉と同じなんだっけ
強い陽射しが僕を焼き殺してく
嗚呼 何もかも上手くいかなくて
逃げ出してしまいたくなってしまうんだ
嗚呼 冷たいソーダアイス
当たりは出る筈無いんだな
蟻の群れがだんだん集まって
ブチブチと肉を引き剥がすんだ
黙々と唯生を繋ぐ為
未だ見ぬ明日を生きていく為
群がることしか出来ないなんて
ダサい奴らだって呟くんだ
うるさい うるさい うるさい
もう何も聞こえない
足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
砂だらけになった蝉 何も言わない
嗚呼何してんだっけ 僕もそうだっけ
バラバラの蝉と同じなんだっけ
伸びた影が僕だけを覆い尽くす
嗚呼もう沢山だ 蝉だったモノを拾い上げ
土の中に埋めたんだ そうさ唯の自己満足さ
獲物を失った蟻の群れは戸惑った
それを見ていい気味だと笑えるから
僕は まだ 死ねないんだ
足元に転がった蝉 僕みたいだ
みっともなく足掻いて生きてる
でも確かに分かったんだ 足掻いてたら
誰かが 僕の鳴く声聞いて
見つけ出してくれる筈さ
長い夏休みがもうすぐ終わるよ

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