何も知らずに飛び乗って ぼくらは変わっていくんだよ
過ごしてきた日々を思った胸 いま何かを失っていたって
かつてきみに必要だった その手を振りほどいて行くんだよ
息を切らした胸 そのすべてを欲しがった腕
切りとってずっと持ってる光景を集めたら
わかっていたって気がするんだよ
始まりはいつもこんな日だった
さあ 飛んでゆくんだろ 晴れたところへ
きみを願ってる歌がそっと流れたら 羽を開いて
そうだよ その手を突き出して 未来をたぐってやるんだよ
歩いてきた道を消そうとした その弱さを決して捨てないで
そうだよ きみは必要だった 言葉を探して行くんだよ
下手したって 傷をさらしたって そのすべてで駆けだしていけ
透き通って虹を持ってる水晶の向こう側
裸になったきみの影が 抜け殻を捨てて遠くへ飛んだ
笑えた顔も 晴れた心も なくてもいいんだよ
歌がそっと訪ねたら それをつかんで
踏みだしたら 泣き止んだ歌 降りだした夢
突き刺したんだ 痛がりもしないで爪を落とした姿を
そんなもんなんか蹴飛ばしてやれ
過ぎ去った時間はあっても 心は震えるから
わかっていたって気がするんだよ
偶然はすべて明日になった
何を願うだろう 嗄れたその声 きみの力を歌はそっと守ってる
さあ目を見て
たとえゆがんでも 駆ける心で 生きてゆくんだよ
歌がそっと流れたら それをつかんで
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