何も言わず この夜を眺めていて お前がどんな暗がりに迷い込んでも 月のように 振り向かずに この時だけを感じていよう 痛いほどに強く抱き締め合えたなら 過去の痛みも消えるはずさ 失くした現状は 胸に焼き付け そこから何かが始まるさ 泣けるだけ泣けばいい だから堪えないで 涸れるまで泣けばいい だからそのドレスは破り捨てて 煽動夜 響く 時間を刻む音 耳を塞がすに捨ててしまえばいい 今は 二人の世界 お前が太陽で 俺が月なんだ 夜明けは二人で決めればいい 泣けるだけ泣けばいい だから堪えないで 涸れるまで泣けばいい だから俺の中で I just want you right 泣き崩れてゆく 細い肩を I just hold you tight 堅く抱きしめて 終わりのない夢に目覚めて 泣けるだけ泣けばいい だから堪えないで 涸れるまで泣けばいい だから俺の中で 泣けるだけ泣けばいい だから閉ざさないで 涸れるまで泣けばいい だからその心を I just want you right 暗闇に溶けた月明かりを I just hold you tight 感じ取れるなら そっと手繰り寄せてくれ 今は何も言うことはない お前のただ傍にいたい どんな夜もどんな朝も 絶えず照らす月のように