黄金色の月に照らされて 聖なる夜会の始まり
派手なものなど何もないけれど 花束のように今君を取り囲む
シャンパングラス片手に持って 見慣れた顔が揃ったらほら
乾杯しよう グラスを高く星降る空にかかげて
今宵君へと捧げる 夜空をこがすような真夏のカーニバル
華麗に踊り明かして 世の憂い忘れましょう 一晩中ずっと
旅立つ友に幸あれ うたいましょう 君へのセレナーデ
気兼ねなんて何もいらないよ 宴はいつも無礼講
年を重ねる度に心地良い あざやかに降り積もる思い出話
三日月に似た銀のナイフで 切り分けてゆく宝石のような
甘いケーキを君に贈るよ キャンドルの火を灯して
今宵君へと捧げる 寄り添う星のような真夏のハーモニー
何が起こるか誰にもわからないサプライズ 朝日も待っている
旅立つ友に幸あれ 奏でましょう 君へのセレナーデ
少し湿った夜風と遠く鳴く虫の声 真夏の夜の夢
今夜君が一番に誰より輝いている あふれる笑い声
今宵君へと捧げる 体中駆け巡る真夏の導火線
涙流したたえるよ これから先もずっと幸せであるように
旅立つ友に幸あれ うたいましょう 君へのセレナーデ
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