歯車なんかになりたくはないんだ」と ロック歌手が得意げ 声高に叫ぶ そういうあんたには明日は変えられないよ きっと Working men blues 連なってゆけ たとえ小さな歯車でも 噛み合ってゆけ 微力たちよ 硬直したこの時代に お前がやらなきゃ誰がやる? Working men blues 「仕事とあたしのどちらが大切なの?」 涙を浮かべて問われた日もある そりゃもちろん君さ そう言ってドアを出てきた Working men blues 汗にまみれ 汚れた手を誇らしげに 掲げてみろ 血潮が今 働く意味を教えるだろ 代わりがいるなら連れてこいよ Working men blues 感謝の言葉など必要としていないんだ お前は 自分のため働いている 誰かのため捧げている 重なってゆけ その想いよ 先の時代 作るほどに 目立たぬ場所で踏ん張っている Working men blues