きっと なんて信じられなくなった
ゼロを唱えた
人々が賑わうレンガ道
透明な壁が阻んでいた
痛くない が怖くて
怖くない が怖くて
泣いてしまった
ベツレヘムの星でも
私なんか照らせない
過ぎた御業だ
一人きりで 爪先を濡らす
海の夜風にさえ疎まれて
雪の街の 灯りが遠ざかる
眠りすらもあるか分からない
水底へ
♪
あなたの大事なモノを壊して
何も残らなかった
人肌の温度も分からない
空っぽの機械の体
生きてたいが死んでたい
死んでたいが生きてたい
欲張りにサンタさんは来ない
愚かしくてバカみたい
でもあなたを許せない
何も分からない
重い足を暗澹に浸す
教会からノエルが聴こえた
計算上 合理的な解で
プロメテウスさえも焼き去ってしまいたいな
♪
月の光 子供達の声
ベルの音と白銀の港
聖歌隊のように並ぶクラゲ
きっと水はとても冷たい
一人きりで 爪先を濡らす
海の夜風にさえ疎まれて
雪の街の 灯りが遠ざかる
眠りすらもあるか分からない
水底へ
水底へ
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