夏の匂いがしてた
あぜ道、ひとつ入道雲
夜が近づくまで今日は歩いてみようよ
隣の町の夜祭りに行くんだ
温い夜、誘蛾灯の日暮、鼻歌、軒先の風鈴
坂道を下りた向こう側、祭り屋台の憧憬
夜が近付くまで今日は歩いてみようよ
上を向いて歩いた、花が夜空に咲いてる
♪
夏の匂いがしてた
あぜ道のずっと向こうへ
誰一人人の居ない街を探すんだ
ねぇ、こんな生活はごめんだ
さようなら、手を振る影一つ、夜待ち、鼻先のバス停
思い出の中の風景はつまらぬほど綺麗で
夜が近付くまで今日も歩いていたんだ
目蓋を閉じれば見える、夏の匂いがする
さぁ、もっと遠く行こうよ
さぁ、もっと逃げて行こうぜ
さぁ、僕らつまらないことは全部放っといて
道の向こうへ
♪
夏の匂いがしてた
あぜ道、ひとつ入道雲
誰一人人の居ない街で気付くんだ
君も居ないことにやっと
温い夜、誘蛾灯の日暮、鼻歌、軒先の風鈴
坂道を下りた向こう側、祭り屋台の憧憬
大人になってもずっと憶えてるから
ねぇ遠くへ行こうよ、あの丘の向こうへ
さぁ、もっと遠く行こうよ
さぁ、もっと逃げて行こうぜ
さぁ、僕らつまらないことは全部放っといて
道の向こうへ
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