どれだけ傷つき涙しても
そう自分で選んだこの道を
花咲く季節の予感を胸に 歩いていく
平然を装う日々も
ただ漠然と廻る月日も
うんざりだ 闇に目を閉じた
耳を塞いで 息をひそめた
さあ今こそ 身体じゅうを巡る
全部の感覚を 消し去ってしまえば
悲しみも 孤独も憎しみも
何も感じずに 何も恐れずに
それは幸せかな 楽になれるのかな
あなたは、 わたしは
ああ こんなに心が苦しいのは
いま 自分が生きている証でしょう
本当の自分と向き合うたび 痛むけど
閉じ込めて 溢れ出して
この感情は 暴れるばかり
自分では 制御できないほど
ふくれあがってく 怪物みたいだ
だからこそ 誰かを愛したり
誰かに愛されて どうにか安心して
ああそれでも疑心暗鬼なまま
傷つき傷つけて もう一度抱きしめて
少しでもまっすぐ進んでゆけたらと
願うのに 願うのに
ああ こんなに涙があふれるのは
いま 自分が生きている証でしょう
本当の気持ち忘れないように 泣くんだね
白い絵の具で 塗りつぶした 黒い心も
果てしなく続く遠い未知を
そう 自分で選んだ棘道を
花咲く季節の予感を胸に歩き続ければ この痛みは 心を守る為に もう これ以上自分騙さぬように 本当の自分忘れぬ為の 道しるべ
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