なぜこの指は 心締めつけられるたびに
私のこののどを 時間かけて潰してくのだろう
この記憶は 欲望を満たし続けるがために
一瞬で 愛すべき人の名前さえも忘れられるのだろう
でも罪を背負うことを 望んでなどない
悪魔のゆくえを 私が許している
いつからこんなに怖くなったの
光を目指すべきことが
何度罪を重ね続けても
この心は 壊れないこともわかってるのに
気付けば終わりを願って 始まりを殺してた
裏返しの言葉でしか 確かめられない絆はからんでいく
終わらない輝きがあることは 信じられないでいるけど
ずっとずっと私の前から 消えないでいてほしい
愛だけが今からでも 遅くないこと気付かせてくれるのか
心を持つ世界に 生まれた証として
確かなものが何なのか
わからなくなるほど 傷つけ合っても
この目で見えるものも 見えないものも
さわれない心も 愛せたら
愚かな海に溺れた時だって
微かな望みかばってこれたのは
それでも絆を繋いでいてくれたから
幼い頃から恐れてた
暗い海で溺れてしまうこと
それでも這い上がれる心を守っていきたい
探していきたい
いくつかの出会い ひとつひとつ
私が私であるための
奇跡だと気付いていきたい
これ以上自分を 殺さないように
これ以上心 殺さないように
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