深い眠りなど 暫く無縁だ
目を覚ましたら誰かと似た夢をまた見てしまう
暑さ寒さを人知れずに教えに来たのだ
彼岸花にも想いが有るのかは知らないが
大切な事を思い出させてくれるから
きっと良い奴なんだろうな
何を触って来たか? 言えぬ所なのか?
爪で何を引っ掻いて来たんだ? 言えぬ所か?
肌の何処を感じさせた? 言えぬ所か?
言えない 何も言えなかったからこそ
全てを知らせに来たんだ
話しかける様に 傷口には指を添えたまま笑っていた
撫でた身体からこぼれるのは まほろば記した合言葉
手元に予期せぬ便り 見た事無い消印 筆跡 宛先確かにこの土地
汚く拙い手紙 だが良く練られていた筋書き 最後に息呑む展開
壁にもたれ 伝わり聴こえるのは声そのもの
適当に入れなかった相づちなら 今でも覚えてるのに
上り下がりをしながらでも 当たり障り無い声 その主を
話しかける様に 傷口には指を添えたまま笑っていた
撫でた身体からこぼれるのは まほろば記した合言葉
鈍色の朝よ 笑ってやれよ あの場所へ行こうとしている姿を
それでもまだ尚 諦めきれない 意気地無しのこの俺の背中を
神のご加護があらんことを願う
再度始まる旅 忍ばすのはもてなす気持ちくらいだ
今後状況を決められるのは この心持ち次第さ
目を覚ましたら誰かと似た夢をまた見てしまう
暑さ寒さを人知れずに教えに来たのだ
彼岸花にも想いが有るのかは知らないが
大切な事を思い出させてくれるから
きっと良い奴なんだろうな
深い眠りに就くなど まだ早いぜ
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