空を茜に染め出した
夕方5時半の帰り道
ねぇ 僕はどこへ
向かえばいい?
黒いコンクリートの柱が
綺麗に並んだみちしるべ
今 不確かな未来へ
歩いてゆく
懐かしい記憶も
最高で退屈だった日々も
そこにはいつも君がいたから
君がいない今を
生きれないんだよ
オレンジの教室に浮かぶ君の姿が
何かを探して空を見る窓際の君が
ふざけて歩く帰り道のあの笑顔が
まだ僕を苦しめるんだ
♪
ゆっくりと二人手を
繋いで歩いた帰り道
少し足をつまずきながら
話す言葉にもつまずきながら
明日も晴れればいいねなんて
そんな事はどうでもよくって
いつまでもこの幸せが
続くように祈ってた
流れてく時間と
すれ違ってく人込みの中で
どんな優しさに巡り会っても
君以上なんてありえないんだろう
どれだけ素敵な言葉で歌ってもきっと
君だけにはその一つさえ届かないんだろう
どれだけ君を思っても求めたとしても
遠ざかるだけなんだろう
♪
あと少し僕が君を大切に想えたら
あと少し僕ら互いを分かり合えたなら なんて
諦めなきゃって理由はたくさんあるけど
好きだって一つのキモチには勝てないんだ
オレンジの教室に浮かぶ君の姿が
何かを探して空を見る窓際の君が
ふざけて歩く帰り道のあの笑顔が
まだ僕を苦しめるんだ
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