饐えた憎しみが疼く ほどけた傷口の先を ひとつずつ ひとつずつ 飲み込んでいくから 隙間に哀れみを詰めて 甘美な希望で満たした 名残すら留めずに消してしまえ 業火のように あの予備と呼ばれる物か もしくは軀の贋作 精巧に造られた 姉君の片羽 それがこの身に課せられた 他人から許された端役 貴方にはちっぽけな断片にすぎない 私はどこまで"私"なのでしょう これほど身体を奪われても ねぇ悪戯に深く 交わる螺旋が 歪に残る心が 叫んでいる ガラス玉の目に 零れぬ涙も 拭えない罪でいい 命を燈して The boundary between us. melt, melt, disappear After She breathed her last I will be the one 下した鉄槌は重く 空虚にザラついていた 微笑んで受け入れた 唯一の片羽 最期のさよならはどこか 小さな感謝に聞こえ 囲いから抜け出せば 救われると信じてた 予備と呼ばれた物は 今でも骸で贋作 姉君を模倣する 愚かしい片羽 意図せず生かされた途は 身侭な願いが嵌めた 貴方にも外せない枷だったとしたら それなら"私"は どこに在るのでしょう 自分を見つけた筈だったの ねぇ毒よりも強く 残った記憶が 初めて知った鼓動が 爪を立てる 戻った瞳に 溢れる涙よ 終わらない罰でいい 自由を許して The boundary between us. melt, melt, disappear After She breathed her last what did I get? あぁ悪戯に深く 交わる螺旋が 貴方のような私が 彷徨っている ガラス玉の目に 映った姿は 私に溶けて消えた 契りをかわして The boundary between us. melt, melt, disappear La la la 饐えた憎しみが疼く ほどけた傷口の先を ひとつずつ ひとつずつ 飲み込んでいくから 隙間に哀れみを詰めて 甘美な希望で満たした 名残すら留めずに消してしまえ