君と見上げた月明りの下
約束になんてなんの意味もないと知ってた
それでも僕ら交わしてしまった
奏でられるまま歌う人形のように
満たされない欲しがりな君と僕の
最低すぎる契約でそれでも
好きだと言って笑って 抱きしめあって染まって
これ以上なんて到底、掌に余るから愛さないでと
泣いてでも欲しくて
狡さに濡れてもつれ
嘘ばっかりついてるんだ、ずっと
♪
都合いい真実できれいに包んで
抱きしめて「大丈夫」って言わないで
確かなものを零さないように
見つめながら優しく壊されるようだ
誰ぞ抱く虚しさが僕の胸で濡れ糸をひく
その先を手繰れば
君が居るって願って 絡まり合って叫んで
「雁字搦めだ」って笑うしかないよ
此処から飛び降りずにどうして変われるかな
潔く生きるフリして嘘ばっかりついていくんだ、きっと
♪
半分の月が差し掛かる峠をこえて
君にどうやって辿り着けばいい?
好きだと言って笑って 抱きしめあって染まって
これ以上なんて到底、掌に余るから愛さないでと
泣いてでも欲しくて
狡さに濡れてもつれ
嘘ばっかりついてるんだ、ずっと
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