緑色した何でもないビー玉を
教室の床にそっと置いて
君は世界が傾いているってことを
証明しようと言った
何かに引かれるようにゆっくりと
転がり始めて壁まで 止まらない
気づかなかったくらい
この校舎が傾いてるだけのことだろう
驚くのは その後だ
今度は逆に転がった
水平なものはどこにもないんだ
バランスなんか悪くたっていいんじゃない?
どちらかに傾けば傾くほど正直だ
(すべては不公平だってことさ)
まっすぐなものがどこにあると言うのか?
アンバランスな真実 受け止めてよ
転がってく
転がってく
転がってく
転がってく
どうでもいいさ
僕らの環境
♪
窓の光に透かしてみたビー玉は
視界を遮る汚れはない
君はどんなにイノセントでいたところで
なんかおかしいと嘆く
平等に見えていたってこっちと
あっちじゃ高低差があるんだよ
しかも その高低差は
その時々 マジョリティーで変わって行く
さっきまでと 逆の方へ
正義は転がり続ける
水平なものはどこにもないけど
僕らがここに水平に立ってりゃいい
世の中がどちらかに傾いても関係
正しい角度なんかないんだ
自分たちでルールを作ればいい
転がらない
転がらない
転がらない
転がらない
それが意志だ
ブレない環境
♪
ホントは気づいてたよ
この世界がフェアでないってことくらい
大事なのは この場所で
踏ん張って立つことだろう
水平なものはどこにもないんだ
バランスなんか悪くたっていいんじゃない?
どちらかに傾けば傾くほど正直だ
(妥協することを覚えた)
まっすぐなものがどこにあると言うのか?
アンバランスな真実受け止めてよ
転がってく
転がってく
転がってく
転がってく
どうでもいいさ
僕らの環境
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