涙がこぼれ落ちて空っぽになった瞳に
たったひとつの星を灯すように見上げた
弱さを隠すたびに何をなくして何を手にした?
もっと強い自分なら好きになれる気がして
こんなにも濁ってしまう気持ちはきっと
苦くても飲み干さなきゃいけない
そう思っていたの
当たり前の日々はどこか馴染めなくて
街の雑踏を抜けて立ち止まってる
わたしは ねえ
わたしを まだ知りたい
♪
継ぎ接ぎだらけ心は傷つくこと怖くて
曖昧な返事を重ねるようになってた
あの頃は未来のこと 夜中ずっと話したね
眠れずにこの胸が騒いでいたよ
過ぎた日々を綴じ込めている
夏をまた読み返したのなら
今のわたしにはどんな風に世界が見えるのかな
♪
西の空へ沈む いま
欠けた光 繋ぐ深い群青
指の先に街のシルエット ほら
輪郭をなぞり探してたの
涙の痕に灯る星を
顔を上げて映す未来
描いていた理想と違っても大丈夫だよ
昨日までのわたしも連れていくよ
わたしのままいくよ
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