Kishore Kumar Hits

Kuhakugokko - Ame lyrics

Artist: Kuhakugokko

album: A Little Bit


6月 雨降り
包み込んだ体温に目をつむる
ああ 見失っていた
遠ざかっていた
今日もまた
わたしが壊したものたちを
数え終える日は来ないでしょう
食べ残した罰が転結あたりで殴った
殴った
死んだ魚の目のフリは
いかにも得意なんです
なんて
ひどいね
ごめんね
声が 声が
堰を切ってわたしを鮮明に
色付けんだ 曝け出したって
そこにあなたがいるか保証ない
ねえ怖いな 怖いな
引き止めていたはずの感情
止まらなくなったならば もう
バイバイです
霞んでいっちゃうあなたに
やさしくありたいだけなの
薄めてしまったおもいに
やさしくなりたいだけなの
6月 遣らず雨
お構いなしね
帰らないでよ
あなたが愛した世界も
いつか壊れてしまうのよ
サナトリウム閑静 汚点際立つし
弱った 困った
貧相顔の身のフリは
いかにも不得手なんです
なんて うるさいね
ごめんね
声が 声が
喉を切ってわたしの全身 晒しだすんだ
隠したいんだって 奥のピュアな期待は疲れたよ
もう来ないで 来ないで
消えかかっていたはずの外傷
膿たまってきたならばもう
あのとき言いたかったのは
あの日言えずにいたのは
ずっととかそういうの抜きに
疑いも罪も忘れて
甘いコーヒーと苦いトースト
違和感が本物になっていく
声が 声が
苦し紛れ心に気づいて 行かないでよ
となりにいてよって 口に出すにはもう遅かった
ねえ怖いな 怖いな
むき出していたはずの反抗
できなくなったなら わたし もう
雨粒 弾いた音に
影だけ重ねて消したい
だめだと わかっていても
やわらかい顔をしていたい
あなたが気づかなくても
わたしがわたしになれなくても
何でもない

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