八月一日 快晴
最低な昨日が終わって
不意に吹いた風がまたページをめくる
書き出しはどうでもいいや
この詩は僕から あなただけに宛てた詩
♪
また少し背が伸びた
小さくなったスニーカー 潰れたかかと
空っぽのままの頭 馬鹿馬鹿しい夢を見る
今日も明日も 知ったもんか
未来は嫌いで 期待はもっと嫌いだ
みたいな自分がいちばん嫌いだ
最終回 分かってしまったドラマみたいだ
どんな歩幅で歩けばいいだろう
何をしていますか 何を見て笑っていますか
何を聴いて泣いてますか 意外と今と同じでしょうか
何も見えなくたって 僕ら歩いていくんだ
とりあえず今日は ちゃんと眠れますように
♪
いつからだったろうか 好きだったバンドを聴かなくなった
数学に変わった算数 心はまだ2とかじゃ割れない
19歳 時間の流れが少しだけ速く感じます
ここ日本では60秒ごとに1分が過ぎています
最初から分かってるようなふりをしていた
どんな言葉で笑えるだろう
夢が怖かったこと 誰にも言えなかったこと
胸が痛かったこと でもきっと大事なこと
何も知らなくたって 今日も歩かなくちゃ
いつかあなたに届くまで
この夜が明けたら また夢の話をしよう
♪
何をしていますか この歌を覚えていますか
音楽はまだ好きですか きっとそうでありますように
何も見えないから これから見に行こう
いつかあなたに届くまで
いつか僕が受け取るまで
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