あなたの記憶をわたしはいらない
記録を揃えて生きていたい
離れていくなら手を繋いでいよう
ふざけていようよ
透明は青だあなたが言うなら
きっとそうだったはずだろう
期待をしている目覚ましの鳴らない
日々になんかにじゃない
♪
夏の稲妻は空の瓶に
あふれる飛行機雲は手で取って
くだらない二人の流行り事は
フィルムの中にしまって
其々の愛にしがみついて
風向に従うわけにはいかない
疑って また笑う
当然に それでも忘れてしまうからさ
あなたの記憶もわたしはいらない
記憶を揃えて生きていたい
離れていくなら手を繋いでいよう
ふざけていようよ
崩れた指針を疑いもせずに
さっきのような何十年前も
期待をしている目覚ましの鳴らない
日々なんかにじゃない
♪
プールの海に昨日の火が落ちる
一瞬 綺麗だ
安全さえも大切に出来ない
わたし達はどこへ
あなたの事は信じていない
だけど 酷く愛している
疑って また泣いて
当然に それでも忘れてしまうからさ
あなたの記憶もわたしはいらない
彷徨うだなんてもう沢山だ
守るなら手を急いで離さなさないと
思った
憧れを抱いて鍵を失って
焦がれた大事な人も灰にして
笑って済ませることなんて出来ない
日々も携えている
外の未来が傷んでしまったのは
季節の所為はないと知って
ベランダから手を伸ばしただけじゃ
届かないなんてわかってるだろう
気付いているだろう
あなたの記憶を口で辿って
確かに愛した記録にしたい
わたしの記録を口で辿って
頷いてよ
あなたの記憶もわたしはいらない
彷徨うだなんてもう沢山だ
離れていくなら手を繋いでいよう
見えない手を
透明は白だわたしが言うなら
あなたはいつだってわかってくれた
期待しているだから
茶化さず聞いておくれよ
心配なんていらないさ
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