普通に生まれ、普通に大人になる
周りも家族も普通で私は前に習う
人生の初めの頃から漠然と形にあった
いつの間にか"周り"が少しずつ消え去り
残されたのは酷く汚れた日記帳と
引っ掻いた傷跡だけだった
否定された人生が誰かの救いになって
「間違いじゃなかった」といつか言える日が来るのか?
生まれた時からなんてそんなことは無くても
途中で拾い上げたそれが私の全てで
手に取った物は時には背負えない現実を
鋭く突き付ける それでも手放すのは惜しかったんだ
♪
単調な日々、前触れもなく見失う
今の在り方を ずっとそう 手探りで色が無い
人生は一度切りだと口を揃えて言うけれど
非現実的だ 今ここで死んだら本当に二度と目覚めないのか
そんな下らない事を考えてまた日を落とす
全部受け止めてとかそこに誰も居なくても
願ってしまうんだよ私は弱さを抱えて
生まれた時からなんてそんなことは無くても
自分で決めた場所で最期を迎え終わると
取り戻せないものが溢れて壊れてしまっても
私は此処にいる 身体が動かなくなるその時まで
♪
与えられた人生が誰かの救いになって
「間違いじゃなかった」と笑い合う日が来るだろう
生まれた時からなんてそんなものは無くても
屍を超えて今此処に立ち手をあげよう
手に取ったものがいつしか自分を殺めても
それでいい 届けよう 私の声が終点に辿り着くまで
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