真っ赤な止まれの合図に
始まりを感じて おかしいね
最後のメロディ、もう振り返らない
何も淋しくない それだけ寂しかった
風が吹いた 午後のビル群
君のいない明日に高鳴ってる
足りないものを君に重ねては
満たせなかった心が今、埋まってる
落としたのか、捨てたの
どっちかな、 どうでもいいか
嗚呼、初めから すっからかんだな
ごめん、嘘だ
言い聞かせた正解とリフレインする間違いに
君じゃないといけないって気づけたのにな
苦しくて、悔しくて、ちょっとだけほっとする
当たり前だった日々よ いかないで
♪
こんな未練を溢して
格好悪くなりたいわけじゃないのに
ああ、最後くらい夕陽と共に去りたいな
ほらもう信号も変わったから
分かってる、分かってないふりはもうやめさ
強がって、嘯いて、余計に傷付いても
とっくに冷たくなった思い出を
守ってるなんて馬鹿みたいだ
♪
落としたのか、捨てたのか
どっちかな、どうでもいいか
嗚呼、すっかりすっからかんかな
ねえ、嘘って言ってよ
言い聞かせた正解とリフレインする間違いが
身体中を蝕んでは、僕を生かしてる
いつか笑える日が来るよなんて
言えない 思えない
でもね、笑うしかないだろう
ぶつかって見つけ合った正解も 笑って犯した間違いも
一つとして失敗だなんて言いたくないから
淋しくて、もどかしくて、退屈にほっとした
もう息をしない 錆びることはない
後書きのいらない僕らにバイバイ...
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