あのね、こんな話さ
するつもりなかったけれど、聞いて欲しい
すっかり他人みたいな
もぬけの殻部屋があなたで溢れてる
寂しさ抱えたその背中が
なんだか私みたいでほっとけなかった
いつまでもさ
一緒に笑い合えたらいいけど
ベルが鳴り響くから、もう行かなくちゃ
私の心の奥で確かに熱く刻んでいた
鼓動がまだ忘れられない
あなたの声が聞こえる
今だけはそばにいてもいいかな
♪
あと5センチくらい足りない隙間を
誤魔化すように、選んだ珈琲の
苦くて、愛しい香り
意地悪な笑い声と嘘の味
あなたが置き忘れた温もりに
触れてしまうたび、震えてしまうのさ
いつまでもさ
一緒に笑い合えるなら何もいらない
言葉なんて必要ないでしょう
私の心の底をまだ満たし、傷つける
火傷みたいな記憶が冷える前に
あなたの声が聞きたくなったから
そばにいてもいいかな
♪
またねの約束ももしもの夢もいらない
鍵の変わった扉が開くなら
嫌だな 微熱も苦みも失くしたくないや
あと一度だけ、抱きしめたい
いつまでもさ
一緒に笑い合えたらいいけど、ごめんね
いつまでもさ
一緒に笑い合えるなら何もいらない
はずなのにさ
あなたの声が聞きたくなったから
そばにいてもいいかな
あのね、でもやっぱりいいや
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