悩んでる身体が熱くて
指先は凍える程冷たい
「どうした はやく言ってしまえ」
そう 言われてもあたしは弱い
あなたが死んでしまって
あたしもどんどん年老いて
想像つかないくらいよ
そう今が何より大切で
スピード落としたメリーゴーランド
白馬のたてがみが揺れる
少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ
甘い匂いに誘われたあたしはカブトムシ
流れ星ながれる
苦しうれし胸の痛み
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう
♪
鼻先をくすぐる春
リンと立つのは空の青い夏
袖を風が過ぎるは秋中
そう 気が付けば真横を通る冬
強い悲しいこと全部
心に残ってしまうとしたら
それもあなたと過ごしたしるし
そう 幸せに思えるだろう
息を止めて見つめる先には
長いまつげが揺れてる
少し癖のあるあなたの声耳を傾け
深い安らぎ酔いしれるあたしはカブトムシ
琥珀の弓張り月
息切れすら覚える鼓動
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう
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