柔らかな手 透る白肌
振れる声と 鮮やかな表情
恋する僕の 淡い影色
「君の見せる光」の投影
♪
全部見えちゃいないんだろう
盲目的に 君を想うよ
君の過去に連なる恋人
僕の胸を締め付けてるんだ
ずっと ずっと
そんな気持ちがさ
僕の 僕の
頭の隅っこで
ぎゅっと ぎゅっと
しがみついているから
不意に涙が伝う
いっそ 消してしまいたいな
君が恋してた形跡も
誰かと深く絡み合って
染み込んだ その痕跡も
見ないフリしたって
過ぎるその光景ばっかりに
僕の知らない 君の笑顔があった
♪
君の過去に 手を伸ばす僕を
「はしたない」と
窘めているのは
「諦め」とか
「妥協」で出来た
やけに大人ぶる
未来の僕
何度 何度
祈ってみてもさ
きっと きっと 時は戻らないし
いっそ いっそ
死んでしまえたら
こんな醜い 今の心 なんて
消してしまえたんだ
僕が愚図ってた原因も
過去のだれかを深く恨み始め
溶け込んだ その羨望も
変わるフリしたって
過ぎるその感情ばっかりに
僕がよく知る 本音がそこにあった
君の心に空いた穴
かつては誰かが 住んでた人だって
あ、そんな気持ちも
反芻していれば
慣れるのかなぁ
♪
いつか後悔すんだって
君に恋した瞬間を
二人で長く見つめ合って
知ってしまった痕跡を
他人のままずっと
初めから居られたら
なんて
なんで 知ってしまったんだ
君が恋してた形跡も
誰かと深く絡み合って
染み込んだ その痕跡も
許すことが 僕に
出来たなら この感情だって
大人になれる様な気がしたんだ
それは正しいのかな
きっと正しいんだろう
それは正しいのかな
それは正しいのかな
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