闇にゆらりゆらぐ遊園都市
嗚呼 まるで世界の心臓みたいだった
文字の雨が降る 叙景の向こう
あの日からきみを見ている
♪
どこか きみの影を持った街は息をして
酸素が生まれ 肺に融けて
血に乗って巡る
夜に聳える時計塔 過去を刻んでも
あの日の約束はもう叶えられないの
午前0時の夜汽車に乗って
銀河を越えてきみを迎えに行くよ
第4地区の片隅で落とした心臓が脈を打つ
闇にゆらりゆらぐ遊園都市
首くくりくるり眩む 脳に焼き付いて
きみの声は聴こえていたのに
また耳を塞いでいたんだ
♪
提唱 洗脳 群衆 制裁
法螺吹きのロンド
茜空に並ぶ鉄塔 鐘と賛美歌
道化が踊るサーカステント
遊戯場の東
演目の無い劇場 廃墟
きみを創るすべて
それは壊れた映写機のように
褪せた戯曲を繰り返す
ガラクタだらけの市街地でまた
咲かないままの命が枯れるの
♪
きみは藍色の夜明けになって
わたしはここで ひとり置き去りのまま
朽ちた日の言葉を零す
「誰かの心臓になれたなら」
どうか
生きる意味をおしえて ベロニカ
ねえ
生きていいと言ってよ ベロニカ
♪
だから"こんな世界"なんて嘆くきみの瞳に
雨上がりの七色を見せてあげる
藍に融けた きみの手を取って
星空へ落ちていくから
殺して ベロニカ
Поcмотреть все песни артиста
Other albums by the artist