Kishore Kumar Hits

Yurry Canon - 遊園都市ベロニカ lyrics

Artist: Yurry Canon

album: Kardia


闇にゆらりゆらぐ遊園都市
嗚呼 まるで世界の心臓みたいだった
文字の雨が降る 叙景の向こう
あの日からきみを見ている

どこか きみの影を持った街は息をして
酸素が生まれ 肺に融けて
血に乗って巡る
夜に聳える時計塔 過去を刻んでも
あの日の約束はもう叶えられないの
午前0時の夜汽車に乗って
銀河を越えてきみを迎えに行くよ
第4地区の片隅で落とした心臓が脈を打つ
闇にゆらりゆらぐ遊園都市
首くくりくるり眩む 脳に焼き付いて
きみの声は聴こえていたのに
また耳を塞いでいたんだ

提唱 洗脳 群衆 制裁
法螺吹きのロンド
茜空に並ぶ鉄塔 鐘と賛美歌
道化が踊るサーカステント
遊戯場の東
演目の無い劇場 廃墟
きみを創るすべて
それは壊れた映写機のように
褪せた戯曲を繰り返す
ガラクタだらけの市街地でまた
咲かないままの命が枯れるの

きみは藍色の夜明けになって
わたしはここで ひとり置き去りのまま
朽ちた日の言葉を零す
「誰かの心臓になれたなら」
どうか
生きる意味をおしえて ベロニカ
ねえ
生きていいと言ってよ ベロニカ

だから"こんな世界"なんて嘆くきみの瞳に
雨上がりの七色を見せてあげる
藍に融けた きみの手を取って
星空へ落ちていくから
殺して ベロニカ

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