裏山に 沈む夕陽をながめて
思い出に咲く 彼岸花数えて
花びらの数だけ 記憶をのせて
時が止まったままの あの頃の僕ら
かすかに残るまぼろし
寄せては返す波のように
グラスに浮かぶ氷のように
沈む太陽のように
夕暮れ通り過ぎるゴンドラ
突き抜けた空の向こう側
そのうち僕も飛んでくから
見守ってて空の向こうから
夏が過ぎ まだにじむ汗に濡れたシャツ
花の知らせ 赤く染まる 彼岸花
手を合わせて 閉じた瞳の奥で会おう
たまには会いに来るよと 話すようにつぶやく
かすかに残るまぼろし 寄せては返す波のように
グラスに浮かぶ氷のように 沈む太陽のように
夕暮れ通り過ぎるゴンドラ 突き抜けた空の向こう側
そのうち僕も飛んでくから 見守ってて空の向こうから
思い出に刺さったままの棘が痛む
さよならだけは 君の知らない記憶
かすかに残るまぼろし
寄せては返す波のように
グラスに浮かぶ氷のように
沈む太陽のように
夕暮れ通り過ぎるゴンドラ
突き抜けた空の向こう側
そのうち僕も飛んでくから
見守ってて空の向こうから
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