同じ空の下 交わす約束
雨に打たれ頬を濡らす
春を駆ける人々が
雪解け忘れる頃
君と紡いだ糸は
桜色をしてた
いつか 暗闇の中に浮かんだ光
何も掴めなかった両手を
ぎゅっと握ってくれたね
体中の痛みや苦しみを
すべて受け止めてくれていた
傍で何度も
同じ空の下 交わす約束
花風が君に唄うから
目を閉じて 僅かな時間
君を感じていたい
桜ゆらす雨の音
いつか散っていくものと
知るも嘆く幼さは
2人よく似てたね
変わることも変わらないこともすべてを
許し合えたらなんて望み
少し出来過ぎた話だけど
満ちるも散るも分かち合うのなら
未来の華になると 信じて
微笑ってたのに
同じ空の下 叶うことなく
桜雨が 頬を伝う
あと少し 僅かな時間
君を感じていたい
もしも 互いの望みが 叶ったときには
またこの場所で会いましょう
どんなに時間が 経ったとしても
胸のなか しまい込んでた
同じ空の下 願いは一つ
夜を行く君を照らして
目を閉じて わずかな時間
君を感じて...
同じ空の下 旅立つ人へ
四季を巡って紡ぐ桜を
花風に乗せて運べよ
いつか出会える日まで
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