綺麗な家が並んでる
電車の中から眺めてる
笑い声がふわり窓から泣いてる声も微かに漂って消えた
中の様子は見えないよ
気持ちは白黒つかないよ
スーツを着れば全部忘れて曲がった背中もしゃんと元に戻るだろう
華やかに鳴り響くパジャマでかいたシンフォニー
地球の裏にまだ届かない
幸せになる日はただ気づくだけでよかった
理由を探してる
なんのため?だれのため?
探し続ければいつかわかると
気配を残して置いて行かないで
見慣れた家具から跳ね返る
割り切れないほどハーモニー
そこに重なる会話がきっとあなたの耳をパンクさせてしまうだろう
浮かんでは書き留めたパジャマのままでシンフォニー
そばにいる人さえ届かない
幸せな時にはリズム合わせ息をした
理由はないままでそばにいて抱き寄せて
さまよう気持ちも許されたよう
街に溢れるメロディー
遠きを見つけて呼び込み続け
書き留めない感情
連れて帰ってくるから
幸せになるようにまたひとつ息をした
理由はいらないよ
大きくも小さくもならないでただのあなたでいい
気配を辿って指は音に変えた
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