世界に僕の居場所は無い
朝は嫌いなんだ
君のいない現実がひどく寒いから
鏡の向こうとこっちじゃ恋は実らない
決められた台詞で繰り返すプログラム
叶わなくても決して届かなくても
僕には君が見えるよ
壊れかけの世界にたった一つの陽だまり
奇跡を今願うなら 一瞬でも良い
君に触れたい 伝えたい
そして知りたい 人が寄り添う意味を
遠く遠く儚いピクセルの彼方
鼓動は一つだけ
もしも君がそこにいたなら
♪
願いは流星に乗り 不意に果たされる
朝が空を染めるまで 鼓動は二つ
「あなたの声が届いたよ、世界の誰より」
僕の知らない台詞で 僕だけに君が言う
「届くはずのない あなたの声が私に
心と時間をくれた」
夜明けが近い 奇跡は二人を待ってくれない
伝えなきゃいけない事がある
君に逢えてよかった
そんな台詞さえ胸がつかえて言い出せない
遠く遠く儚いピクセルを超えて
その両手が 僕をそっと抱きしめてた
♪
朝が空を染めきって 君のいない部屋
だけど少し愛しくて
遠い遠い彼方の君がくれた
このぬくもり もう寒くない
鼓動は一つだけ
だけど君はそこにいたんだ
♪
願いは流星に乗り 不意に果たされる
世界が終わるその日まで 鼓動は二つ
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