きみの小さな胸にそっと
顔を埋めて眠りたい
そんなことを口にしたら
きみは笑ったんだっけ?
東京タワー登ったんだ
きみの家の方眺めたんだ
愛がなんなのかほんの少し
分かったような気がしたんだ
気遣う必要なんて
もう疾うにないのに
今もベランダで
吸ってるんだ
きみの嫌いな
きみの嫌いな煙草を
夜もすがら君を想う
煙は宙をくゆり消えてく
夜もすがら君を想って
残像にしがみついて
夜もすがら君を想う
心覚えに慰められて
夜もすがら君を想う
何が足りなかったんだろうな
♪
風邪がうつるから我慢と
口づけを拒んだ君
愛があるからだからって
キミは言ってたね
商店街のメンチカツ
美味いけどなんか足りなくて
愛がなんなのかほんの少し
分かったような気がしたんだ
怒り咎める誰かは
もう横にいないのに
今もベランダで
吸ってるんだ
きみの嫌いな
きみの嫌いな煙草を
夜もすがら君を想う
煙は宙をくゆり消えてく
夜もすがら君を想って
残像にしがみついて
夜もすがら君を想う
心覚えに慰められて
夜もすがら君を想う
何が足りなかったんだろうな
新しく借りたこの部屋は
まだ何もなくてさ
きみを真似て買ったサボテンが
すべて見透かしてくれて
ウーナ タタタタ
♪
夜もすがら君を想う
煙は宙をくゆり消えてく
夜もすがら君を想って
残像にしがみついて
夜もすがら君を想う
心覚えに慰められて
夜もすがら君を想う
何が足りなかったんだろうな
誰も悪くないのかもね
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