すっと目を閉じて 呼吸を深く落とし込む
一刹那より 更に高みの 「縮地」の域へ
だがどこまでも 鏡の中の己より
一歩は遅く 悟りは遠く 「我」に囚われる日々
ふと空を見る 光が地を創っている
独りではない 足りないものは ほんの一つもないことを知った
「...見えた気がする」
何時-いつ-になく心は晴れやかに 風を感じる
どんなものにも「命」の 不離一体が在ると
目には目を刃には刃を構えた 己の弱さ
「速さの向こう側」を信じ 疾風迅雷 友と往かん
落葉を斬り 且つには綿毛も斬るような
剣(つるぎ)の道も 天にゆくほど 険しき山と知る
どの世界でも 極めることは甘くない
然れど道なら すべては同じ
何処かに着くと 火燈に闇照らす 夢を灯して
絆は人だけのものじゃなく 万物に在る
共に時を交わす度 真の強さ帯びて
守り守られる愛を以って 初めて超える
「道なき道」さえも何にも 一蓮托生 友と飛ばん
言葉を持たず この手で握るだけでいい
長き寄り添う 盟友のように 語らずともに 全部わかり合える
「...さあ共に明日(あす)へ」
何時-いつ-になく心は晴れやかに 風を感じる
どんなものにも「命」の 不離一体が在ると
目には目を刃には刃を構えた 己の弱さ
「速さの向こう側」を信じ 疾風迅雷 友と往かん
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