飴色の黄昏が
街路樹を染めてゆく
路地裏に夜が来て
そそくさと逃げていく
この街は何もない
僕にもさ、何もない
そう言ってはにかんだ
君の声思い出す
優しさは弱さと
思っていたんだ
変わらぬものを探す間に
こんなに変わってしまった
名も無き日に託した夢も
裁きを受けてゆく
喜びを分かち合えば
孤独の糸が切れると
ひとり歩いてきたけれど
本当はすべて聞いて
欲しかったんだ
♪
好きだった公園は
いつの間になくなって
好きだった横顔も
今はもう遠い過去
情熱の重さには
釣り合わないたわむれは
街風の冷たさを
紛らわす淡き願い
やるせない悔しさを
抱え込んでいた
さんざめく夜を越える度
手に入れては捨ててきた
東京はただ明るすぎて
僕は迷ってしまった
もう何回も笑い合って
全部知った気がしてた
答えを合わせもできぬまま
帰れない場所まできて
しまったんだ
♪
戻らないものたちの
亡き骸を抱いていた
だけどもう置いてゆこう
すべて持ったまま
生きてはいけないんだ
♪
変わらぬものを探す間に
こんなに変わってしまった
名も無き日に託した夢も
裁きを受けてゆく
さんざめく夜を越える度
手に入れては捨ててきた
東京はただ明るすぎて
僕は迷ってしまった
喜びを分かち合えば
孤独の糸が切れると
ひとり歩いてきたけれど
本当はすべて聞いて
欲しかったんだ
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