だいたいはそんなもんだろうと
ため息で冷ますミルクが
人肌になったなら朝食ってことにした
いつか見た誰かが 窓ガラス越しにすれ違う
あの日のボクらなら 手を振って笑っていた?
忘れたよ
忘れないよって誓ったことほど
小さな駅を飛ばしてしまうように
夢のベルが手招くエンディングロール
青春行きの5番線ホーム
列にあぶれて胸を撫で下ろしている
背負い込んだカバンの底にあった
いつかの行く当てだとしたって
きっと立ち止まったまま
寝過ごしたんだろう
♪
夏風の小道は
不器用な夢を並べていた
あぁ ボクら どうして大人になるんだろうなあ
いつか見た誰かが 窓ガラス越しにすれ違う
あの日のボクらだよ 手を振って笑っていた
いい加減夢から覚めたらどうだい って
何年振りだっけ 見慣れた知らん顔
変わらないものはひとつもないみたい
大層なものじゃないなら叶いますように
いつか見つけてもらえますように
B4の紙に書ききれないボクらを
しわになった上着にしまい込んでいた
何度も夢にみた未来は
きっと今も待っている
大人になっても
♪
夢の改札を行く君を見ていた
歩き出せる術もボクはないけど
あの日々へ繋がるのなら
もう一度君に会いにいく
何も忘れないように
夢のベルに駆ける 青春切符
後悔発の5番線ホーム
ボクらを止めるものひとつもないんだよ
背負い込んだカバンの底にあった
いつかの行く当てだとしたって
きっと立ち止まったまま
寝過ごしたんだろう
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