契る千の生涯は
深く目を閉ざした
芽吹けば枯れゆく
ボクら何処にいるのだろう
「もしも一切を分かち合えるのなら」
願いはただ追憶の知らせ
風間の貰い火
これでいい これでいい
すれ違った刹那に 過る空想
君を 愛していたよ
両翼の運命も笑い合う今日も
機関銃の空へ
心に意味がある意味もない躯体
何処かで出会っていた
出会っていたんだ 此処じゃない世界なら
映し鏡の瞳に映る 少女は夢見ている
春の事触れ
♪
値札のついた命で
日和見主義な世界だ
惨めでした 惨めでした
ボクには当然ふさわしい
泥にまみれたこの手に
配られたカードは
ああ 幸か不幸か 絵柄さえ
汚れに見えてしまうな
これでいい これでいい
空の降った地べたを睨む後世
ボクは 生きているよ
トラウマとハイオクで満たしていくんだ
空っぽの心は
拭えども消えない暗闇の黒色
翡翠の音 外光に戸を叩いた
見つけてほしいんだよ
巡る未来世 正鵠を射る
その時間の狭間へ 今
♪
傷つけることを知って
これだけ人を憎んで
それなのにボクは
君の名前も知らない
これが間違いだと言うなら
これは間違いだと言えたら
どれだけ夢見た世界だろう
ボクらの違わぬ未来へ行こうよ
両翼の運命も笑い合う今日も
機関銃の空へ
刹那でも時を止めて見せて お願い
何処かで出会っていた
繋いでいたんだ 此処じゃない世界なら
映し鏡の瞳に映る ボクはきっと知っている
春の事触れ
♪
真実なんてさ どうせ
都合のいい錯覚だろう
どんな 言葉も君の目には二度と映らない
幻のまま
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