光も届かない 閉ざされた小さな部屋
そこにあるモノが わたしの全て
ひとつずつ消えて 動かなくなった人形
終わるときをそっと 待つだけだった
誰か聞いてるの? ここはどこなの?
まだ、生きているの?
悲しい嘘でとうか この現実にさよなら
届くはずはないの 声すらなくしてしまった
泣き透けて何も 見えなくなったこの瞳
それでも願うのか? 最後のときに笑う事を
♪
枯れた花たちに 水をあげても意味はない
いつかそれすらも 出来ない日が来る
乾いた唇 何のためにあるのだろう?
花と同じように 二度と開かない
いつからだろうか?棘が刺さって
痛みもなくして
嘆く事もなくて すべてを諦めていた
冷たい指じゃ何も 掴むことすら出来なくて
波で染め上げて 海へ浮かべて欲しいの
産まれたその意味と証を せめて残したいから
♪
せめて
♪
脳裏焼き付いた 記憶を辿る旅路
ほんの少しでも 伝えること出来たら
見えない糸で 繋いて一つになった
大切モノを そのハコにしまいたいの
悲しい嘘でどうか この現実にさよなら
たった一人だけの この世界が終わるように
瞼閉じたら もう開くことはないのだろう
終わりを告げたなら 最後に笑って「さよなら」を
言うよ
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