男もネオンも振り返る
噂の猫って 私の事
アイツ仕込みの くちびるで
私は夜を手に入れた
長い髪を かきあげて
少し上目使い
目を細めて um
チェリーに A(Kiss)
まだまだ声 出さないで
私は黒猫
仕留めた男の数? 覚えてない
神様だって なんだって
逝かせてみせる
だんだん 街は
どんどん 私を染める
『あんたなんか キライ! ×∞』
そう言って泣いていた6年前
フラフラ ネオンに誘われ
捨てられたって 噛み締めた
夜の街が 眩しくて
魔法が とけたみたい
誤解しないで
恨んでなんかない
そのおかげ 私 今があるの
私は黒猫
もう哀れな捨て猫
なんて呼ばせない
ギラギラ光る瞳のネオンは
だんだん 強く
どんどん 私を生かせる
見てよ 眩しいでしょ?
逃した魚は なんだっけ?
許しはしないけど 謝んなさい
ヤダ馬鹿ね 本気にしないで
私は黒猫
もう飼い慣らされた猫
なんかじゃない
ギラギラ光る瞳のネオンは
だんだん 強く
どんどん 私を生かせる
私は黒猫
仕留めた男の数? 覚えてない
神様だって なんだって
逝かせてみせる
だんだん 私
どんどん 綺麗になるの
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