帰る部屋は暗くて
足にからまるシャツの影
天気予報ばかり見て
また一日が終わる
すぐに夜が明ければ
少し疲れたシャツを着る
ためいきの向こう側で
星屑が笑ってる
汗をかいて
時々泣いて
心まで汚れそうな
毎日だけど
でも わかってる
そう わかってる
いつだって
信じているから
溜まってく
せんたくものは
頑張っている
そのしるしだよね
走る電車の窓は
いつもおんなじ物語
うまく落ちてないシミが
まだたくさんあるかな
並んで伸びる道に
どこか似ているシャツの群れ
見上げれば青い空は
とても近くあるのに
夢はいつか 突然 覚めて
ありふれてく人生に
慣れてしまうの
でも大丈夫 まだ大丈夫
いつだって 自分を励まし
洗ってる せんたくものは
前を見ている その証だよね
わかってる そう わかってる
転んでも また立ち上がって
守ってる 大事なものが
あなたにはある
それは愛だよね
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