空に舞う粉雪は 真っ白な花火のよう
大切な誰かと もっと 近づける
北風が 二人の間に吹くたび
肩よせて 吐息の温度 感じる
笑顔さえも 凍りつくような
冬の夜だから そばにいて
空に舞う粉雪は 真っ白な花火のよう
両手をかざして ぬくもり感じてみよう
世界が 同じように 銀色に染まる頃
大切な誰かと もっと 近づける
一つしか知らない冬の星座を
自慢げに指さして 教えてくれた
街を灯りも やさしく 静かに
今ならなんでも言えるような気がする
空に舞う粉雪は 真っ白な花火のよう
通り過ぎた季節が残した 色をぬぐいさっと
錆び付いた自転車が 歩道の真ん中 駆け抜けて
小し頼りのない 未来を描いていく
落とした涙なら すぐに
アスファルト上で とけてゆく
空に舞う粉雪は 真っ白な花火のよう
両手をかざして ぬくもり感じてみよう
世界が 同じように 銀色に染まる頃
大切な誰かと もっと 近づける
愛すべき誰かと もっと 近づける
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