朝が苦手だったり
人が苦手だったり
そもそも何かどこか欠けているような気がして
足は止まってるのに
時間だけ進んでく
いつの間にかなんでか
足踏みがうまくなってた
描きたいのはこんな自分じゃないのに
白いページは残っていないし
一つだけでいいんだ
誰にも負けないものが欲しい
弾きだした世界を
見返してやりたくて
一つだけでいいんだ
僕を変えるきっかけが
どこか、どこでもいいから
落っこちていないかな
昔からそうだった
何をしても続かない
失敗が怖いから
踏み出せないでいる
このままじゃダメだって
わかってるんだよ
でも年を取り過ぎてしまって
やり直しなんて効かないんだ
消しゴムなんてない
一つも消せはしないんだよ
変えたい過去や痛みも全部
一つだけでいいんだ
これが僕だって言えるような
誰にも真似できない
唯一無二がさ
一つだけでいいんだ
僕を変えるきっかけが
なにか、なんでもいいから
落っこちていないかな
背中が丸くなった
下を向いて生きてた
どこにも見つからない
どこにも落ちていない
当たり前に生きるのが
当たり前になってた
建前の言葉で
雁字搦めだ
見上げればそこに光っていたんだよ
(光っていたんだよ)
無数に光っていたんだよ
何もなかった昨日の自分なんて
塗りつぶして
描き直せばいい
どんな色を塗っていこう
僕にしか描けないものを
誰にも真似できない
唯一無二をさ
一つだけでいいんだ
ほんの些細なことでいいんだ
今度こそは絶対
掴んで見せるから
一つだけ気づいたんだ
無理に変えなくていいんだ
少しずつでもいいから
描き足していくんだ
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