プラスチックで閉じ込められたみたいで
息が苦しいな
それに気付きもしないで
僕ら日々を過ごしている
どこまでも遠くへ行けたなら
絵の具で描いたみたいな空に
万華鏡の様に咲く花に
恋い焦がれているのさ
喧騒に耳を閉じて 五感を世界に委ねるように
色を忘れた僕らも まだ思い出せるから
届くわけのない空に向かって
何度も伸びる草木のように
美しいもので在りたいな
何回泣いたって 何回転んだって
ほら 君のために咲く花があるから
なんかいいこともあるさ なんて笑って
また歩いてゆけるかな
どこまでも遠くへ行けたなら
雨上がりに射す光に
いつか帰るべきその場所に
恋い焦がれているのさ
想像を膨らませて 歪んだ世界を彩るように
そうさ 失くしたものでも まだ取り戻せるから
羅針盤に導かれて 未開の地をゆく旅人のように
強く尊く在りたいな
何回泣いたって 何回転んだって
ほら 君のために咲く花があるから
なんかいいこともあるさ なんて笑って
また歩いてゆけるかな
街灯のない夜空の下で
月明かりに照らされて 踊ろうよ
開かれてゆく この世界を生きている
何回泣いたって 何回転んだって
ほら 君のために咲く花があるから
なんかいいこともあるさ なんて笑って
また歩いてゆけるかな
どんな願いだって どんな未来だって
手を伸ばせばすぐに届くように
そんなふうに思えたなら
笑って また歩いてゆけるから
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