きみの部屋の隅で
小さな宇宙を育てています
子どもの頃みた夢が怖い
だからもっとそばにいて
かなしいことは言わないで
しあわせかなんて聞かないで
枯れた花に水をやってさ
宝物みたいに眺めている
どこまでも続いてる
ひたすらに泳いでる
どこまでも続いてく
真夜中に出口はあるのかな
すべての世界が揃うまで
地平線を眺めていよう
だれも知らない言葉で
わたしを愛してほしいの
♪
「きみの隣に座ってると」
「生きてることの懐かしさを」
「思い出せるからきみが好き」と
言えばどんな顔をしてくれるの
目と目を合わせている
手と手を繋いでいる
きみとわたしは既に
箱庭の宇宙のなかにいる
すべての宇宙が育つまで
流星群を数えていよう
だれも知らない言葉で
だれかを愛してみたいの
♪
できれば、わたしがこの歌を
歌い切るまでそばにいて
ひとりぼっちの心を
だれかに預けてみたいな
やさしいひとになりたいな
なりたいようになれるかな
だれも知らないわたしを
照らして春の木漏れ日
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