僕が描いた 脳裏に咲いた
花はやがて灰になっていく
白か黒かも解らない世界は
立ってたって仕方がないから
息を吐いた 涙を流した
既に傷は深くなっている
夢か現実かも見えない世界は
生きてたって仕方がないから
後悔なんてないよこのまま沈むだけ
空が憎いよ 雲は泳いでいる
僕の痛みも知らないで
淡い夢をなぞったあの日だって
嘘みたいに流れていく
言葉を文字に書き殴りながら
雲の流れを詠んでいる
白い雲をなぞったあの日だって
青色の海に呑み込まれていく
地を凪いだ風すらも
僕と春を置いて過ぎ去っていく
花は咲いて やがて散って
また新しい芽を咲かせる
流れてく時の速さに
僕らはずっと遠く追いつけないまま
落ちていく
泳いでいる
彷徨っている
深い夢を辿ったあの日だって
今は何も覚えちゃいない
痛みが思い出に重なりながら
記憶の中に棲んでいる
青い空を駆けたあの日だって
君が海に深く呑み込まれていく
僕を置き去りにして
記憶の中でずっと
淡い夢をなぞったあの日だって
嘘みたいに流れていく
言葉を文字に書き殴ぐりながら
雲の流れを詠んでいる
白い雲をなぞったあの日だって
青色の海に呑み込まれていく
地を凪いだ風すらも
僕と春を置いて過ぎ去っていく
どうでもいいことばかりが
浮かぶだけ
痛みになって 憂いになって
全部、悪夢になっていく
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