白羽立つ部落の神狂ひ 諸行無常は万華鏡
てんてん手毬に蹴鞠を突き 結んで開ー。
お嫁にいらした 姉様に
よく似た其方の白き貌 撓垂れる
世迷えや世迷え 夜に蛇の目
嫁入り行列 間に真に 鬼眼の狂
歪な面の糸絲を曳く 誰が為に咲く晴れ姿
めんこい笑顔は 欺き剥ぎて
さ乱れ肌蹴た赤おべべ 宵雛乃舞
わいらわんさと 犇めき腕
抉開け見えたる肉壺 咀嚼に啜る
春の弥生の この佳き日は...
灯りを点けましょ 雪洞に
お花を上げましょ 桃の花
淡き未熟な乳房さへ 抓みも捻らせば悦を招き
手篭めや手篭め 泣きじゃくれ
死人の参列 間に真に 奇異なる喪
かぐわし薄桃の塩つかみ 誰が為めに哭く晴れ姿
めんこい笑顔は 欺き剥ぎて
さ乱れ肌蹴た赤おべべ 宵雛乃舞
わいらわんさと 犇めき腕
抉開け見えたる肉壺咀嚼に啜る
嗚咽に穿つ 喉奥深く 苔の生すは 飢餓の舌鼓
左右を排せば胎内を這ふ 紫斑の蠎蛇がつんざく破瓜
宵 好 善がれや 垂涎の蓄
引き付けひねり泡吹く白目 八百万蛆
宵 好 善がれや 桃の花襞
血腥き滑る八重咲き 曼珠沙華
泡煮え立った 影絵の晩に
金切り裂帛はくれなゐ 縦一文字
泡吹く贄奉った 弄る裂け目
取り出すは麗爾生り 柔きの子壺
七歳の雛 齎す供養
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