さよならにはあまりにもまだ早すぎたんだ
くすんだ水の底わずか光る破片を
掬うたび胸を刺しては消える
君が残したその香り
溢れ出すあの日の
ラストノート
♪
瞬くように移ろう季節に
振り落とされないことだけ気にして
君は遥か日常を泳ぐ
知らない表情して前だけを向いて
あぁそれなら僕は
掛け違えたボタンのままでいいからさ
君の余韻をそっと拾い集めていたい
さよならにはあまりにもまだ早すぎたんだ
くすんだ水の底わずか光る破片を
掬うたび胸を刺しては消える
君が残したその香り
なんて鮮やかだろう
ラストノート
♪
ありふれている幸せの一片に
当てはまらない二人だったから
行く宛てを失くしたもしもの話
今でも大事に仕舞っているけど
あぁ手のひらの上
色褪せてくフィルムに気付かないふり
もう終わりにしよう
また君と向き合うために
思い出とは呼べないほどの痛みの中で
君の幸せ願えずにいる僕だけど
素っ気なく流れていく毎日に
溺れそうなときはいつも
遠い背中想う
君の向こう側にある日々に
まだ僕は行けそうにないんだ
帰り道もわからないのに
もう一度と今日も夢見てしまうよ
君を
忘れるにはあまりにもまだ愛しい記憶が
押し寄せては返し心埋め尽くしてく
願うんだ
僕の選んだ道がやがて君に続くように
追いかけるあの日の
ラストノート
さよならからまた何度でも始めればいい
青すぎた月日を連れて明日へ向かう
もう恋と呼べることはなくても
形を変えていつの日か君に会いに行くよ
きっと
抱き締めるあの日の
ラストノート
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