駅に向かうまでの長い坂道
ゆっくり下る静かな街
君がいなくなって長くなるけど
街もわたしも変わらないよ
変われないよ
嬉しくて泣いたのは君のせいで
悲しくて泣いたのも君のせいだ
夕陽を撮るふりで君を撮ると
照れ笑い走り出したね
線路の前で警報機が鳴る
この急行が過ぎたら
向こうに君がいたらいいのに
どうして夕陽を見ても何も感じないよ
あの日も見たのに
どうしてあの曲聴いても何も思わないよ
虚しいんだよ
君がいないと日々は白と黒
新しい日々もなにもかもつまらないよ
大人になんかなりたくなくて
でも君と一緒ならいいと思ってた
おかげで夢に見る二人はまだ
あの日の若さのまま
路面に咲いたひまわりはずっと
あの太陽見つめるけどわたしの太陽は君だった
どうして誰と過ごしても上手く笑えないよ
みんな好きなのに
どうしても本当の自分がどれか分からないよ
おかしいんだよ
君と選んだ小さな花のイヤリング
枯れも散りもせず ただただ咲き続ける
こうしてこころはもう誰にもあげることないまま
今日がまた終わる
どうして夕陽を見ても何も感じないよ
あの日も見たのに
どうしてあの曲聴いても何も思わないよ
虚しいんだよ
君がいないと日々は白と黒
新しい日々もなにもかもつまらないよ
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