天井は無限の宇宙に繋がって
月明かりだけの部屋の中
見つめてるだけでどこか行けそう
この星の中たった一人みたい
君からの電話がそんな時に来る
上着肩にかけベランダに出るよ
あの日屋上で一緒に見ていた
満天の空は今日も瞬いて
時を超えて確かに光るとても小さな
星が見えてまるで君のこと
ひとつひとつと
知っていくみたいで
真夜中の部屋で
とりとめのないことばかり考えて
まるで宇宙みたい飲み込まれそうだよ
君の相槌で眠りにつきたいよ
真夜中の空は
あの月も星も真昼に会えないものに惹かれるけど
この電話切れば朝日が昇る
オリオン座とかペテルギウスとか
別にそれほど興味ないけど
得意げな顔して指差すから
覚えてしまう 少し悔しいよ
この街には溢れているよ 君の冗談
だからきっとこの話だって
いつものそれでしょ
騙されやしない
うそつき
沈黙が長く続くのも
好きだったよ
真夜中の部屋で
とりとめのないことばかり考えて
まるで宇宙みたい飲み込まれそうだよ
君の相槌で眠りにつきたいよ
真夜中の空は
あの月も星ももうすぐ消えてしまうから君に聞いた
今からあの屋上で朝日を見よう
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