夏の終わりには 世界が終わる
何もかも溶けて なくなってしまう
——そんなだったらいいのに。と
『夢の中』見つめて揺らぐ そんなあなたへと
かすかに 囁きかけている
夢を引き摺ったあなたに
夢と溶け合ったあなたに
きっとあなたにとってここは
どうでもいい場所なのでしょうね
夏が続いてく 世界もうつろいゆく
けれどその先に 私はいられない
——こんなに傍にいるのに。
あなたがね ずっとずっと遠くなっていく
それがね ゆるせないんだ
あなただけが消えてしまう
私を遺していってしまう
こんなつまらない世界に 私を置いていかないで
夏の向こうへ
貴女が向かうなら
その扉さえ
ぜんぶ 鍵をかけ 打ち付けて 塞いでしまいたい
夢の果てへ
その景色を見せて
瞳の中は そうだね 綺麗なんだね 悔しいくらいね。
夏の陽の下で あなたが笑う
今までみたいに 人間みたいに
——あなたはどうおもってるの。
答えはわからないけど
笑ってくれるなら それでいいんだ
夏が終わるなら 世界だって終わる
出ないと全部が 嘘になってしまう
——ちがう そうじゃないんだよ。と
初めから きっと何もかも嘘だった気さえする
だからね 終わらせてやるんだ
全部吹き飛ばしてしまって
全部消し飛ばしてしまって
愛おしい狂気と道連れ ああ夜が降りてくるよ
ほら見えるかな 星が綺麗だね
ふたり終末の空 輝かせたいね
夏の終わりは
貴女の手を取って
ふたりで迎えて
ぜんぶ 悪いのは 悪いのは 夏のせいにして
さあ飛んでいけ!
ありったけの***を乗せて
笑っていようね そうだね いかれてるよね それでいいんだよね。
空が崩れ落ちる
あと少しだけ
でもずっとずっと
貴女は いるんだもんね 私のメリー。
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