Kishore Kumar Hits

カンザキイオリ - 爆弾 lyrics

Artist: カンザキイオリ

album: 爆弾


爆弾のような花火が町を掛け巡る頃
あなたのことを思い出すのです
何処かできっと同じ花火を遠いところで見ていること
そんなことばかり願ってしまいます
薫風が耳を貫いて
汗ばんだ肌を夏ゼミが
馬鹿にして
私は熱帯夜に溶けてしまいそうです
親愛なる貴方へ
私は私になれるでしょうか
こんな身体で
こんな見た目で
自分を愛せるでしょうか?
親愛なる貴方の爆弾になれるでしょうか?
あぁ 貴方の全てをぶち壊すような
そんな夏になりたい

町は愛で満ちています
途方もなく熱が憂ていて
窓越しに見える祭囃子に
黄昏るばかり
蚊とり線香の臭いすら
全てが愛しく思えていて
永遠なんてもの思ってしまいます
あなたもきっとお金とか
生活とかに染まりながら
大切な何かを探していますか あぁ
親愛なるあなたへ
あなたを思うたび嫌いになって
嫌いになって
苦しくなって
そしてまた好きになります
親愛なるあなたの
言葉は爆弾のようで
私の全てをぶち壊すような
そんな夏でした

上手く飾って上手く並べて
綺麗にできましたって人生を
捨て去ってしまって私はぼーっと
打ち上げ花火を見てます
あなたが書いた詩を
私は少ない脳でなぞるだけ
泳ぐだけ
金魚鉢の中の様
親愛なるあなたへ
私はいつか私になって
さよならが全て愛おしいことを
必ず証明してみます
親愛なるあなたの
爆弾になれるでしょうか
あぁ あなたの全てをぶち壊すような
そんな詩を書きたいのです
あなたの全てを
見下ろせる様な
そんな夏になりたい
そんな夏になりたい

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