突然 君は泣いた
「こんな世の中なら
生きる価値はない」
電話の向こう側で
悲しみが何度も
寄せては返すだけ
「なぜに 真冬の海にいるんだ?」
僕はバイク
飛ばした
時を巻き戻して
君を守りたいよ
あの日の愛しさが
心を責めるのさ
時を巻き戻して
何も変わらぬまま
ずぶ濡れのその身体を
この腕で抱いてあげたい
「いつもの防波堤まで
ホントに来てくれる
なんて思わなかった」と
前より痩せた君が
少し照れたように
泣きながら笑った
何か上手くいかない時は
過去に甘えていいんだね
時が過ぎ去っても
僕は見守ってる
素敵な思い出を
傷つけたくない
時が過ぎ去っても
愛が永遠だから
最後は男のけじめだ
いつでも僕は駆けつける
時を巻き戻して
君を守りたいよ
あの日の愛しさが
心を責めるのさ
時を巻き戻して
何も変わらぬまま
ずぶ濡れのその身体を
この腕で抱いてあげたい
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