古い石段上り切ったら 油蝉が一斉に鳴く
鬱蒼とした山の神社で待ち合わせしたあの夏の日
僕は大きく深呼吸して
初めての恋に震える気持ち
飲み込んでしまおうとした
日陰の境内に一人きり
ポツンと立っていた君が
振り向いて微笑んだ
入道雲近づいても一緒にいよう
(僕が)絶対(君を)ずっと守るから
夕立なら腕の中に抱きしめよう
(雨が)降っても 僕が濡れればいい
好きということは...
♪
空のどこかが光った後で すぐ近くでゴロゴロ鳴った
木々の葉っぱに雫(しずく)が落ちて
やがてバケツの底が抜けた
雨がこんなに大音量で
ザザーっと降って来ると思わず
ロマンティックな気分だったのに...
君の左手引っ張って走って
ずぶ濡れになった僕らは笑うしかなかったよ
雨雲よこの想いを 伝えておくれ
(君を)ぎゅっと(腕に)抱きしめたいんだ
でもどこで立ち止まればいいのだろう?
(雨の)せいで タイミング掴めない
好きと言えなくて...
もうこうなったら開き直って 二人で濡れたまま歩こうじゃないか
何があったって愛は最強だ
立ち止まって(見つめながら)
抱きしめ合えば 僕らの世界
入道雲近づいても一緒にいよう
(僕が)絶対(君を)ずっと守るから
夕立なら腕の中に抱きしめよう
(雨が)降っても 僕が濡れればいい
好きということは...
こういうことだろう?
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